be brave and run fast

黒崎俊のプログラミングと日常の考察日記

世界で戦える起業家に成る。

題名に掲げたように、世界で戦える起業家に成る。

 

世界で起業するためには、英語力が必要だ。

起業するためには、沢山のアイデアが必要だ。

ITで立ち上がるなら、Computer Scienceのスキルが必要だ。

 

なんて、大人は言うけれど、これらが全て「方法論」である。最近思うのは、起業に必要な物は"覚悟"だ。あなたは起業家になる覚悟があるかという質問に対して、逃げずに、真っ直ぐ、芯を持ってYESと答えることだ。人を巻き込み事業を生み出すことには、それだけの責任を背負う覚悟が必要なのだ。

 

矛盾していることは、起業する覚悟をしているにも関わらず、今すぐ起業をしたくないと考えていること。最近の悩みは全てここに尽きる。人生に蓋がされているような感覚。飛び上がれない現状に苛立ちを覚える。それでは、何故、いま起業をしないのか。今まで、Global StudentsLingwaveSkitと3本建てで団体を立ち上げてきた。学生時代に、最高な仲間たち(特にトンゆうた)と、今もなお継続し続けている学生団体や個人事業を立ち上げる機会に恵まれたことには、大変感謝している。但し、残りの人生全てを賭けるには、自分にとってはどれも、規模が小さすぎた。だから、Skitの運営を仲間たちに託し、支えられ、いまSan Franciscoの地で留学している。(思い返すと、本当にいろいろな人に助けられて生きている。)

 

それでは、何が起業への覚悟を埋めるのか。此れが次の人生への問である。事業の拡大に拍車をかけることではなく、社会にでることを選択したことには理由がある。

  1. 社会人経験を積みたい。具体的には、会社全体を俯瞰するために、広報(Marketing)、営業(Sales)、財務(Finance)、システム開発(Development)の全てに3年以内に携わる。そのために、SMSへの入社を覚悟した。
  2. 資金をためたい。夢と希望も必要だが、現実的には会社を立ち上げるためには資金がいる。そのために、入社後3年以内に1000万円貯蓄する。具体的には、SMSからの給与が賞与を抜いて500万円。Skitからの利益が300万円。内3割が手取りだとすると年収約600万円。実家で暮らして、毎月20万円に収める生活を送れば、3年間で約1080万円貯められるはず。(噂の取らぬ狸の皮算用というやつです。)
  3. 伸びる分野で勝負したい。仕事が面白いかどうかを決めるのはセグメントではない。自分がどれだけ本気で打ち込むかである。ということで、勝てる市場でやり切る。今後伸びそうな医療・介護・高齢者への情報インフラ事業を選択したのはこのため。

この3つをやり切るために、SMSを選択した。この選択は正しい。企業に従事する間は、プロ意識を持って、会社のために身を粉にして働く。そもそも、物事に打ち込んでいる時が一番楽しいというマゾ気質を持ち合わせているため、ステージが用意されていることは本当にありがたい。覚悟はできています。(きっと泣きそうになるだろうけど。)

 

それじゃあさ、会社で働くまでの半年間、何をすればいいのさ。幸運にも大学の単位を全て取り終えたため、最後の半年間が暇だった。この問に対して、出した答えが「Silicon ValleyでProgrammerとしてInternをする。」ということだった。(なんか横文字を並べておけば格好良いと思った。) そして、4月頭にトビタテ留学JAPANの応募に申請し、有難いことにご縁を頂きいまSan Franciscoにいる。ということは、今やるべきことは紛れも無く「San FranciscoでRuby,Railsを扱うProgrammerとしてInternをする」ことだ。ここにロジックはない。多分、作れる起業家のほうが今後何かと活躍できる気がしただけだ。そのために、Interfirmで4月から5ヶ月間Programmerとしてフルコミットしてきた。9月からの2ヶ月間も、ただ突っ立っていたわけじゃない。YJ America様、Benesse様、Chatwork様、500startup様、Noisebridge様、RailsSchool様、CodeSchool様、沢山の方々からご縁を頂き、学び、お世話になった。そして、2ヶ月が経った今、"覚悟"の時だ。San FranciscoでRuby,Railsを扱うProgrammerとしてInternをする。

 

最近モヤモヤしていることが解決してよかった〜。とにかく、企業に当たりまくって、11月15日までに、Ruby,Railsを扱うプログラマーとして、インターン開始します!

 

チャオ

資本主義とか国民国家

9月1日にSan Franciscoに、語学留学生としてやってきた。ここにきてすでに4日が経つ。大通りは広く快晴続きなため、毎日気分よくスケートボードで駆け回っている。

 

昨日、社会人とお食事にいった時に、何処で何を学んでいるのかと尋ねられた。まず初めにこちらで聞かれることは、「何処で学び、何ができるのか」ということ。非常にシンプルかつシビアな社会である。こいつは使えるのかどうかとギラギラ判断してくる。確かに、雇用される側の僕らはお客様ではなく、「人的資本」である。だって、それは、僕達がいま資本主義という枠組みの中で生きているから。

資本主義

基本原理としては生産手段を持つ資本家が、生産手段を持たない賃金労働者を使用して利潤を追求する社会システムである[1]

この社会システムでは、企業は利潤を追求するための形態であり、技術力や専門知識を所有する者を雇用するが、彼らにとってはあくまで僕たちは費用でしかない。費用以上の利益を生み出さなければ解雇するのは当然だ。目まぐるしいスピードでボーダレスに人・物・金・情報が行き交う中で、便利になった自由になったと人々は喜ぶが、富を得るのは私企業であり、国境を超えて彼らが存在している今、それは「国富」ではなく「私物」である。経済的な力を手にした企業は、国家に圧力をかけ、法人税率を引き下げ、公害規制を緩和して、市場の開放を求めるだろう。すると、国民国家という概念が揺らぎ始める。グローバル企業が国家よりも財力を手にした時、現状の政治システムはどうなるんだろうか。

 

そんな社会が色々変わっているのだから、きっと働き方に対する考え方も今後変わってくるはず。世はまさに経済戦争時代。刀がデスクトップに変わっただけで、いつの時代も陣取り合戦は続くのでしょう。社会人になる前に色々考えられそうだ。

 

ではまた。

J-1ビザとF-1ビザの取得方法と制限事項

J-1ビザとF-1ビザのどちらを取得するかで迷っていたので、まとめてみました。

 

 

状況:

・2ヶ月以内にシリコンバレーへ飛び立ち、半年間、留学andインターンしたい。

・現地のスタートアップを30社回ってインタビューしたい。

・現地の企業でrais,rubyを扱うWeb関連のプログラマーとして働きたい。

 

なんて甘いことを考えていたのですが、ビザの関係上どうやらこれら全てを達成することは難しいようです。というのも、アメリカのビザにはそれぞれ、目的に沿った行動のみ達成するよう制限が課されるからです。(いかにもアメリカらしい)

 

F-1ビザ

取得条件:

・週18時間以上の授業を、米国内の認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラムなどで教育を受けること。ビザ申請前に、学生ビザの申請者は学校もしくはプログラムへの受け入れおよび承認を得ていること。学生を受け入れる教育機関は学生ビザの申請時に提出する必要書類を申請者に交付する。

選択範囲:

・University, College, Language School

語学レベル:

・多くのUniversity, CollegeはTOEFLのスコア提示が必要。Language Schoolの場合は不要。

就労条件:

・フルタイムの学生であること(語学学校では1週間に18時間通っていること)

・週20時間までの労働であること

・学校に最低1年以上在学していること

メモ:

・F-1ビザを申請するときに学費など経費を賄うのに充分な預金があることを証明させられるため、1年間は働く必要が無いという前提でF-1ビザは発行されるとか。

 

疑問:

「いや、でもバレずに起業にこっそり入って無給インターンすればいいじゃね?」なんてことが一瞬頭によぎったのですが、

仮に無給インターンをしたらどうなるか?普通インターンは無給でも職業経験としてカウントできますよね。ですがこのインターンを職務経験としてカウントして、次に就労ビザとか永住権とか申請する機会があるならば、語学学生の時に研修していたとして、移民法違反で就労ビザも永住権も落とされてしまいます。

 

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   (。-_-。)

 

どうやら無理そうでした。移民法に引っかかると、アメリカ経由で他の国に入ることすら難しいようです。ブラックリストには乗りたくない。なんのための留学かわかならくなってしまう。。

 

ということで、J-1ビザを検討。

 

J-1ビザ

取得条件:

・ビザ申請前に、交流訪問者ビザの申請者は、認可されたプログラム主催者から交流訪問者として受け入れおよび承認を得ていること。交流訪問者を受け入れる教育機関もしくはプログラム主催者が、ビザの申請時に提出する必要書類を申請者に交付する。

選択範囲:

・Company, NPO, NGO

語学レベル:

・履歴書を英語で書く語学レベル

Skype面接で面接官を感動させる語学レベル(もちろん、Skypeは通常面接よりも感情が伝わりにくい)

就労条件:

・会社によるが、基本的には9:00-17:00の週5出勤

・出国前にJ-1ビザの受入承認を会社から得ているため、途中で会社先を変更することはできない

・学生といえども多分休めない ←現地で確認してきます

メモ:

・現地で会社先を変更することはできないため、もしも会社先との相性が合わなかった場合、もの凄く辛い日々になる模様。つまり、インターン先とのマッチングは大切。

 

疑問:

「自分で現地の会社をみつければ良い気がする!」

自分で会社を見つける場合、会社先へのレジュメ送信、面接を一人で進める。ここまでは問題ないが、その後、J-1ビザスポンサーの団体(ex.intrax)が、受入先企業を入念に審査し、合格次第、企業から受入許可書が届く。直接intraxの浜松町支店まで足を運び確認した所、提携実績がない全く新規の企業を審査する場合、半年は見たほうがいいとのこと。(半年後、僕は卒業します\(^o^)/)

 

決心:

ただ、留学に行き語学を学ぶだけでは、なんだか半年間が勿体ない気がするので、やはりどんなに苦労してでも、2ヶ月以内にRuby, Railsを扱うWeb関連のプログラマーとして働けるインターン先を見つけたい、、、!!

 

疑問again:

そもそも、J-1ビザを発行してくれる企業をどうやって見つけたらいいのか?

今回は時間とビザによる制約が大きかったため、intraxという斡旋会社を通じて、会社に応募することに。果たして吉と出るか凶と出るか。これに関しては、実際にインターンとして働き出した時にまたエントリーします。

 

intraxを通じて、J-1ビザを得るために:

必要事項:

資金:48万円(1ヶ月間の語学学校13万円+4ヶ月間のインターン35万円)

・intraxによる語学力判定テスト(5津の質問、簡単)(✔完了)

・会社に送るための履歴書(英語でA4のペライチ)(❏未完)(平均所要時間3週間)(今回は3日で終わらせる予定)

・受入先企業とのSkype面接(❏未完)(平均所要時間4週間)(今回は2週間で終わらせる予定)

 

これを消化すれば、なんとか早くても2ヶ月でJ-1ビザと一緒にアメリカの大地を踏みしめることができるそうです。アメリカが好きなわけではないけれど、やっぱり現地で一度働いてみたいなー。今朝抜いた親知らずから生きてる勲章が流れ出ているけれど、明日も頑張ろー

 

では、おやすみなさいー

 

参照:

米国ビザ申請

http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-typefandm.asp

学生ビザで働けるの?

http://www.sekaietobidase.com/05_visa/f-1.html

アメリカのインターンシップについて教えてください

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12105904647

intrax

http://www.intraxjp.com/